家電の選び方 高いのを選ぶべきvs安くても大丈夫

家電の選び方
高いのを選ぶべきvs安くても大丈夫

家電を買う時には、なるべく高いものを選んだ方が良い家電と、それほど高いものでなくても問題のない家電を見極めることが大切です。

限られた予算の中でも、今後の生活のことをよく考えて賢く家電を選びましょう!

高いのを選ぶべき家電

冷蔵庫

共働き世代も増え、こまめに買い物に行くことが困難になっている現代では、週末に食材をまとめて一気買いすることも多くなっています。こうして1週間分の食材を一気に買うと、冷蔵庫の中はあっという間にパンパンになってしまいます。

また、冷蔵庫はスペースが空いていた方が省エネにもつながると言われているので、冷蔵庫の容量は多いに越したことはありません。

世帯人数と冷蔵庫の容量の目安は次の通りです。

人数 容量
1人 200L〜
2人 300〜500L
3〜4人 500L〜
5人〜 600L〜

自炊をあまりしない場合は少し小さい容量を選択しても問題ないかもしれませんが、冷蔵庫は長く使うものであることを考えると、将来の自炊を見越して冷蔵庫を選ぶことをおすすめします。

エアコン

エアコンは、電気代を大きく消耗する一大家電です。近年は電気料金が上がっているので、エアコン本体が安くても電気代で損してしまうことがあります。しかも、安いエアコンは寿命も短く、頻繁に取り替えが必要になってしまうこともあります。

毎月の電気代をはじめとするランニングコストや後々の買い替えのことを考えると、少し高くても性能の良いものを選んだ方が長期的に見ておトクになるといえるでしょう。

食器洗浄機

せっかく買うなら、40点以上の食器が入る大容量タイプがおすすめです。

洗い物をする際には、お皿やお箸・スプーン・フォークといった食器類だけでなく、お鍋やフライパンも同時に洗うことになります。予算を抑えて小容量タイプを買ってしまうと、小さい食器類は食器洗浄機に入れられるものの、フライパンなどの大きい調理器具は結局手洗いしなければいけなくなります。それだと、せっかくの食器洗浄機のメリットを存分に活かすことができません。

大きい食器洗浄機を選べば、食後は洗い物を全部まとめて一気に片付けることができます。なるべく手洗いのものを減らして、面倒な食器洗いと可能な限りおさらばしましょう。

洗濯機

食器洗浄機と同様、とりあえず費用を抑えて小さめの洗濯機を買ってしまうと、後々後悔する日がやってきます。小さい洗濯機のデメリットの例として、厚手の洋服が多くなる冬になると何回も洗濯機を回す必要が生じてしまうこと、たまにシーツや布団を洗おうとしても洗濯機に入りきらないこと、後に家族が増えた時に洗濯が回らなくなってしまうことなどが挙げられます。

一方、少し値段が高い洗濯機を選べばこれらのストレスを感じることはありません。加えて、少し高めの洗濯機は機能が豊富なことも多く、高性能な乾燥機能や洗剤・柔軟剤の自動投入機能など、日々の家事の助けになるメリットを享受することもできます。

安くても問題のない家電

テレビ

家電量販店に行くと、大画面で高画質のテレビがたくさん展示されています。家にいながらまるで映画館にいるような気分にさせてくれる高品質なテレビは確かにとても魅力的です。

ですが、よく考えてみてください。忙しい日々の中で、じっくりとテレビを見る時間はどれぐらいありますか?テレビよりスマホを見る時間が増えている現代人にとって、テレビは常にじっくり見るものというよりも、なんとなく付けておいて横目に見るぐらいのことが多いのではないでしょうか。たまにテレビをじっくり見ることがあったとしても、それは本当にレアなことだと思います。

あまり画面の大きさや画質を追い求めすぎず、無理のない値段の中でちょうどいいものを選ぶことがポイントといえます。

浄水器

お水は毎日欠かさず取り入れるものなので、その美味しさと安全性にはこだわる価値があります。

ですが、日本の水はそもそも安全性が高く、最近では100均でも十分に効果のある浄水器が売られているため、そこまで高価な浄水器は必要ないかもしれません。

浄水能力と価格のバランスを考えながらコスパの良い浄水器を選ぶのがポイントになります。

浄水器のタイプと、それぞれの価格・浄水能力・使用感は次の通りです。

蛇口直結型ポット・ピッチャー型据置型ビルトイン・アンダーシンク型
価格◎安価⚪️やや安価△高価△高価
浄水能力⚪️普通(性能により様々)⚪️普通◎良い◎良い
使用感⚪️小型で簡単に取り付けが可能
△寿命が短く、カートリッジ定期的な交換が必要
⚪️設置の手間がない
△時間がかかる
△一度の浄水量が少ない
△寿命が短く、カートリッジ定期的な交換が必要
⚪️多くは自分で設置が可能
△設置スペースが必要
⚪️見た目がスタイリッシュ
△多くは業者の工事が必要

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